研究内容

家電製品のスイッチON/OFF時のスパークによる着火性の評価

家庭のエアコンや,スーパーのアイスクリームやジュースなどが陳列されているクーラーの効いたショーケースには冷媒と呼ばれるガスが用いられています。この冷媒が地球温暖化を促進していることから,地球温暖化係数が小さい冷媒として可燃性ガスの利用が期待されています。しかし何らかの理由で可燃性ガスが漏洩すると,場合によっては火災・爆発事故につながります。例えば家電製品にはリレーと呼ばれる部品が用いられていますが,これを起動すると接点でわずかに放電が生じます。この放電で着火するか否かを調べています。これをさらに定量的にかつ精密に調べるために,熱線を用いて精密にエネルギーを制御した研究も実施しています。本研究の一部は(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)委託事業の一環として実施しています。


リレー接点での放電により,周囲の可燃性ガスに着火し火炎が伝播しています(青紫色の帯が火炎です)

可燃性ガスをタングステン線のジュール熱で着火させた様子です。