お知らせ

2023.10.27

国際会議に出席しました(IAFSS2023・つくば)

2023年10月22日~27日に茨城・つくばで開催された"14th International Symposium on Fire Safety Science (IAFSS2023)"に参加,口頭発表を行ってきました。前週のAPSSからインターバル1日での国際会議のハシゴです。この国際会議は火災関連では最大規模で,世界各国から多数の参加があります。14回目となる今回はおよそ3~40年ぶりに日本での開催でした。この学会で発表するには,最大16ページの英語論文を投稿し採択される必要があります。当研究室からはこれまで継続的に取り組んできた,流動する可燃性ガスの熱面着火特性に関する論文がめでたく採択され,25分間の口頭発表を行いました。論文はFire Safety Journalに掲載されています。質問も多数いただき,反響は上々でした。2019~22年度の卒業研究,修士研究が世界最高峰の火災関係の国際会議で発表できたという実を結んだことは感激でした。IAFSSには今後も継続的に参加できるよう,採択される論文となる研究ができるよう努めていきます(次回はフランスです)。

【発表論文】

Imamura, T., Sakuma, H., Nakazawa, M., Kuwana, K., "Critical Ignition Conditions for Propane/Air Premixtures Impinging on Electric Heated Surfaces: An Experimental Study", Fire Safety Journal, 140, 103897, 2023.