お知らせ

2022.12.01

学会発表を行いました(第55回安全工学研究発表会)

2022年12月1・2日に,鳥取県米子市の米子コンベンションセンターで開催された第55回安全工学研究発表会に参加してきました。この学会は今村が長年継続的に発表を行っており,本研究室の主たる成果発表会場の1つです。

今年度は学部生1名,修士2名が研究成果の発表を行いました。従来は今村から割と実務的な発表をすることが多かったのですが今回はアカデミック寄りな内容です。プロパン/空気予混合気の熱線着火挙動,熱面着火挙動,スパーク着火挙動に及ぼす流れ場の影響について,実験,理論,シミュレーションを織り交ぜた研究成果を発表しました。また,僭越ながら今村はSession 9の座長,およびパネルディスカッション「安全の未来,安全工学の未来」のパネラーを務めました。

学生3人は鳥取県には初めての訪問でした。長野県は海なし県ですので,海が見たいと帰着日の朝早くにまだ夜が明ける前の暗い海まで散歩したとか…?あまり時間は取れなかったですが,山陰地域を満喫?してきたみたいです。

【当研究室の発表テーマ】

1)伊藤有希人,今村友彦:熱線の表面反応がプロパン/空気予混合気の着火性に与える影響,Session 10, 2022.12.2

2)佐久間晴希,中澤誠人,桑名一徳,今村友彦:発熱体寸法が流動するプロパン/空気予混合気の着火性に及ぼす影響,Session 13, 2022.12.2

3)末松潤一,渡辺隆斗,今村友彦:流動プロパン/空気予混合気の消炎距離-数値シミュレーション及びPIVを用いた流れ場評価の適用-,Session 13, 2022.12.2


上から,道中の羽田空港の展望台からの集合写真,伊藤くん,佐久間くん,末松くんの発表の様子。かなり広い会場でした。一番下は帰りの空港行バスから撮影したものです。米子鬼太郎空港は自衛隊の基地も一緒になっているようで,展示用の自衛隊機が道路沿いに並んでいました。